【読書感想文】ちょっとしたことで「かわいがられる人」
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●なぜこの本を読もうと思ったのか
ここ3、4年で転職や部署異動を経験して女性の上司と仕事をする機会が多くなりました。男性の上司の時は言われたことを真面目に行い、気が利いた行動をしておけばある程度の評価を得ていましたが、女性の上司だとそれが上手くいきませんでした。
自分で言うのもおこがましいですが、社内では真面目で仕事ができそうな雰囲気があり面倒がかからないタイプだと思います。いろんな女上司を観察していると可愛げがあるTHE後輩キャラみたいなタイプは女性の上司が気に入っているように見えました。
そこで女性の上司の場合は仕事ができる結果重視の部下よりも、女上司に寄ってくるコミュニケーション重視の部下の方が評価されるのではないかと考えました。
そこで本屋に向かい本を探すことに決めました。
自己啓発コーナーでは女性の上司を対象とした本は全くありませんでした。
コミュニケーションが苦手な人向けの本は多数ありましたが、私はそこまで苦手意識があるわけでもないので、困っていたところでこの本と出会いました。
さらっと拝見した感じ「いろいろ学びがありそう」と感じ、読書したいと思って本を買っても読み切ることができずに、また次の本を買ってしまうタイプの私でも読み切れそうと思った一冊でしたので購入しました。
なぜなら分厚い本ではなく、文字も大きめで読みやすそう、1テーマ2ページで書かれている為、一気読みしなくても大丈夫という気軽さを感じたからです。
●読書スタイル
読書スタイルは目次を見て気になる章を見つけます。そして1章から最後まで読むタイプです。
しかし自分の知識になりそうじゃないと感じたらすぐ次のページに行きます。
この本では5章の「かわいがれる人になる20項」を楽しみにしていました。
また100均で購入した付箋を貼るタイプで、赤は重要、青はやや重要、緑は気になった文章や知識というスタイルで読書をしています。
この本では赤3貼り、青9貼り、緑2貼りでした。
●読み終えて
文字の大きさや書き方は感じた通りとても読みやすくてスラスラ読めました。
1テーマ2ページで書かれていた為、読書初心者の私としては小さな成功体験を積むことが出来たので、どんどん先が読みたいという気分になりました。
著者 山崎武也さんのことは何も知らないのですが、本を読んだ印象は自分とは違う世界に住む、"お偉い先生"というイメージ。様々なことを人とは違う角度から見ているようで、時々言葉が荒くも感じましたし変なこだわりもあるように感じました。
しかし「これは言っていること正しいな」「もっと意識しよう」と学びが多かったです。日頃使わない難しい漢字や表現も出てくるので社会人として勉強になりました。